サイドボディー溶接時に使用する機械(スポットガン)をバランサーで吊るしながら従業員1人で操作し、溶接を行っており、
現行の運用方法では、大きく3つの問題がありました。
①重機作業であること
②大型のスポットガンを扱う危険な作業であること
③マニュアル操作のため正確性が低く、品質にバラつきが生じること
大型ロボット(走行軸付き)および大型スポットガン(懐深さ1500㎜、重量約320KG)を採用しました。
スポットガンを利用した作業を1台のロボットで代替することを実現しました。
走行軸に沿ってロボットが自動で走行します。
自走しながら、サイドボディーの長さ20mに対して溶接個所9,000~10,000箇所に溶接を施します。
ロボットの動きについては以下の動画をご参照ください。
スポット溶接をロボットが代替することによって、省人化を実現しました。
従業員が重機作業から解放され、作業場の安全性向上しました。
ロボットが自動でスポット溶接を行うことによって、品質向上と均一化を実現しました。
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