瓶ビールケースを回収し再利用する工程で発生する、瓶ビールケース洗浄後の「空函検査工程」。
作業員による目視検査であったところを、自動化・省人化を目的とした、AIを用いた外観検査とNG品の排斥機能を搭載した「外観検査装置」を導入頂きました。
CLIENNT PROFILE
商号 | オリオンビール株式会社 名護工場様 |
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所在地 | 沖縄県名護市 |
主な事業 | 酒類清涼飲料事業、観光・ホテル事業 |
従業員数 | 263名 |
Problem (問題)
「空函検査工程」での目視検査による
作業者の属人化・コスト・過酷な環境での負担増
導入前のフローと問題点
Solution (解決策)
AI外観検査機の導入により作業の自動化・省人化・効率化
作業員が人力で行っていた「空き瓶ケースの洗浄後の目視検査」に『AI外観検査機』を導入することで、検査の『省人化』『自動化』『作業の効率化』を実現しました。
AI外観検査機の導入・運用イメージ
AI外観検査機の実際の写真
AI外観検査装置(レーン)
「AI外観検査機の」強み、特徴
検査項目の凡例
主な検査技術
空函の画像から境界を検出し、その画像をエッジ量として算出する。
エッジ量を汚れとして判断し、規定以上のエッジ量がある場合は、汚れとして判断する。
※空函の中央部分とロゴの部分は、汚れから除外している。
操作画面のイメージ
検査結果画面となります。
一覧画面では、現在の空函検査結果の表示、NG函の排斥率、検査項目毎の排斥数を表示してます。
また、設定値変更もこの画面から設定可能です。
詳細画面では、面毎のNG箇所の表示や、複数個所NG状態も表示可能です。
検査結果を後々見直す場合に有効です。
お客様の声
検査機導入前は作業員の目視で検査を行っており、環境も高温多湿と作業員への負担が大きい検査工程となっておりました。
今回検査機を導入できたことで、属人化する事が無くなり、別の業務に人員を配置する事ができ職場全体の作業効率UPに繋がりました。
弊社営業担当のコメント
構想から立上げまで様々なご協力をいただき、無事に導入することができました。
また、弊社からの依頼事項にも迅速に対応していただき、感謝しております。
御社の課題解決に少しでも貢献できれば幸いです。